曹洞宗 泰澄山 栄春寺
曹洞宗 泰澄山 栄春寺

禅の教え

只管打坐

曹洞宗は、道元禅師を宗祖として、鎌倉時代に開かれた禅の宗派です。
お釈迦さまより歴代の祖師によって相続されてきた「正伝の仏法」を依りどころしています。坐禅の実践によって得る身体と⼼ のやすらぎが、そのまま「悟りの姿」であり、それを⾃覚することが⼤切であると説いています。
曹洞宗では「⾏住坐臥(ぎょうじゅうざが)」という四⽂字で ⽣活のすべてを表します。「⾏」とは歩くこと、「住」とはとどまること、「坐」とは坐ること、「臥」とは寝ることを指します。坐禅の精神によって、この「⾏住坐臥」の一日の生活すべてを修行(行もまた禅、坐もまた禅)として、安らかで穏やかな⽇々を送ること。そして⼈間として⽣まれてきたこの世に価値を⾒いだしていこうと説いているのです。

禅の教え

禅の教え

私たちが⼈間として⽣を得るということは、仏さまと同じ⼼、「仏⼼」を与えられてこの世に⽣まれたと道元禅師は説かれました。「仏⼼」には、⾃分のいのちを⼤切にするだけでなく、他の⼈びとや物のいのちも⼤切にする、他⼈への思いやりなどが息づいています。しかし、私たちはその尊さに気づかずに我がまま勝⼿の⽣活をして、苦しみや悩みのもとをつくってしまうのです。 お釈迦さまの教えを信じて行じた道元禅師。その教えを後世(今)に伝えた瑩山禅師の教えを信じ、導かれて、毎⽇の⽣活の中の⾏いひとつひとつを⼤切にすることを⼼がける。⾝⼼が調えられ、本来私たちの中にある「仏の姿」が明らかとなります。⽇々の⽣活で、それらを意識し⾏動し、互いに⽣きる喜びを ⾒いだしていくこと。それが曹洞宗の⽬指す⽣き⽅といえます。

開山孝蒲傳養和尚

正親町天皇は、戦国時代の永禄十年頃に天下泰平と国土安穏を祈願され、全国から名僧たち百名を集め、百日法要を営まれました。そこに傳養和尚も招かれたのです。その法要の後、正親町天皇の御求めにより栄春寺を創建、開山となられました。

開山孝蒲傳養和尚
開山孝蒲傳養和尚
開山堂(納骨堂)